13歳からの相対性理論 第5回「力学と電磁気学 ~光速の不変性~」

定期講座

小林 晋平講師

13歳からの相対性理論 第5回「力学と電磁気学 ~光速の不変性~」 について

この講座は終了しました。

13歳からの相対性理論

第5回「力学と電磁気学 ~光速の不変性~」

対称性とそれに基づく不変量は自然を見ていく上で大事な鍵になりますが,
19世紀までに完成していた,ニュートン力学と電磁気学という古典力学のツートップが
実は異なる対称性に基づいていることをお話します。
二つの理論は自然に対する「異なる」記述なのか?そもそも統一的なものの見方が出来るかも、
という考え方が間違っているのか?それとも…?
対称性という「変わらないもの」を見ていくと,特殊相対論の登場がある意味アタリマエであること、
それに迫っていきたいと思います。
講義の最初にはこれまで3回の講義のまとめもしますので,初めての方もご参加頂けます!
相対性理論に限らず
「学生時代,物理は苦手だったけどもう一度挑戦してみたい!」
という方や
「試験勉強は好きになれなかったけど,興味はある!」
という方もぜひお越しください!

予約受付終了

13歳からの相対性理論 第5回「力学と電磁気学 ~光速の不変性~」 講座情報

講座名
13歳からの相対性理論 第5回「力学と電磁気学 ~光速の不変性~」定期講座
講師
小林 晋平講師東京学芸大学教育学部准教授
日時
2013年12月14日(土)
13:00-15:00
場所
都内古民家

(お申し込みいただいた方に詳細お送りいたします)
参加費
¥3,500
定員
定員未定

『13歳からの相対性理論』について

「アインシュタインの相対性理論によると,この世界は
時間と空間を合わせた4次元というものらしい」
と聞いたことはあっても,「なぜ時間と空間を一緒に
考える必要があるのか」まで知っている人は少ないのではないでしょうか。
「13歳からの特殊相対性理論」では,中高の数学も前提とせず,
「関数」「三平方の定理」「ベクトル」「行列」といった,
特殊相対性理論に必要な数学を一から時間を掛けて説明し,
なぜ4次元になるのか,そして世界一有名と言われる方程式
E=mc^2 がどうして出てくるのか,きちんと理解することを目標とします。
物理や数学ファンの方はもちろん,学生時代に物理・数学を
選択しなかった方や理数系科目が苦手だったという方も,
「相対論は何がしたい学問なのか」そして「物理的実在とは
何か」に注目することで,飛躍的に理解し易くなることを
味わって頂ければと思います。