13歳からの相対性理論 第8回「時間・長さ・質量」

定期講座

小林 晋平講師

13歳からの相対性理論 第8回「時間・長さ・質量」 について

この講座は終了しました。

13歳からの相対性理論

「時間」とは何でしょう?「質量」とは何でしょう?私たちは「時間」や「長さ」、そして「質量」や「重さ」といった概念を普段何気なく使っていますが、改めて質問されると答えにくいものではないでしょうか。これまでにも何度かお話ししてきましたが、特殊相対論からは時間が人によって違う進み方をしたり、物体の質量が速度によって変化したりすることがわかっています。

今回はいつもと少し趣を変え、数式を使わずにそれらのからくりを「物理」でお話したいと思います。「時間」「長さ」「質量」とはそもそも何なのでしょうか?これまでの講座とは独立してお聞き頂ける回ですので、初めての方もぜひどうぞ。

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13歳からの相対性理論 第8回「時間・長さ・質量」 講座情報

講座名
13歳からの相対性理論 第8回「時間・長さ・質量」定期講座
講師
小林 晋平講師東京学芸大学教育学部准教授
日時
2016年3月26日(土)
10:00-13:00
場所
東京学芸大学 南講義棟(S棟)1階 S105教室
http://www.u-gakugei.ac.jp/access/
参加費
3500
定員
定員未定

『13歳からの相対性理論』について

「アインシュタインの相対性理論によると,この世界は
時間と空間を合わせた4次元というものらしい」
と聞いたことはあっても,「なぜ時間と空間を一緒に
考える必要があるのか」まで知っている人は少ないのではないでしょうか。
「13歳からの特殊相対性理論」では,中高の数学も前提とせず,
「関数」「三平方の定理」「ベクトル」「行列」といった,
特殊相対性理論に必要な数学を一から時間を掛けて説明し,
なぜ4次元になるのか,そして世界一有名と言われる方程式
E=mc^2 がどうして出てくるのか,きちんと理解することを目標とします。
物理や数学ファンの方はもちろん,学生時代に物理・数学を
選択しなかった方や理数系科目が苦手だったという方も,
「相対論は何がしたい学問なのか」そして「物理的実在とは
何か」に注目することで,飛躍的に理解し易くなることを
味わって頂ければと思います。