ひっそりと、美学試論 其の一「テキトーに読む百人一首」

新講座

桜庭 大輔講師

ひっそりと、美学試論 其の一「テキトーに読む百人一首」 について

この講座は終了しました。

ひっそりと、美学試論

哀しき恋や心打つ風景、無常観や子を想う心。
選ばれた歌は奈良時代から鎌倉時代までの600年間にわたっています。
小倉百人一首の撰者である藤原定家が記したとされる
「定家十体」では、和歌の様式を内容別に10通りに分類しています。
そして、そこには、彼の美意識の序列もまた示されています。さて、私たちは、彼や彼の選んだ歌に秘められた美意識と、どのように向き合ってみましょうか。
初回ということもあり、気楽に構えながらも、
私なりの美学試論の「ものさし」についても、お話できればと思います。
よろしければお付き合いください。

予約受付終了

ひっそりと、美学試論 其の一「テキトーに読む百人一首」 講座情報

講座名
ひっそりと、美学試論 其の一「テキトーに読む百人一首」新講座
講師
桜庭 大輔講師公務員
日時
2014年4月27日(日)
14:00-15:30
場所
都内某所(お申し込みいただいた方に詳細お知らせいたします)
参加費
2000
定員
定員未定
備考
講座のあとに、皆さんで、百人一首で遊んでみるかもしれません。

『ひっそりと、美学試論』について

あなたにとって大事なものってなんでしょう。
譲れないことってなんでしょう。
どうしてそれに執着するのでしょう。
何かにこだわり抜いている人を見かけると、
眩しいなと思ったり、はたまた滑稽に思ったり。
犠牲にしているものの大きさに、嫌悪したり。
遺伝?幼児教育?それとも前世の因縁?
理屈じゃないかもしれませんね。
本講座は、この世に生きた人々のうち、なにやらこだわり抜いていた人々の「美意識」を切り抜いてきて、みんなで一緒に眺めて見ようという内容です。
講師は、哲学なのか思想なのか、文学なのか歴史なのかよくわからない情報を、好きなところだけをつまみ食いして、取り混ぜてお話します。(それが、編集と言いますか、日常的な知性のリアルな姿だと思えるからでもあります。)
ご苦労様な人間がいるもんだね。
あなたもけっこうそういうところあるかも?
いやいや、そんなことないでしょう。
それを失ったら自分が自分じゃなくなる?、、、なんて、人間と、またその日常と限りある人生を、いっそう愛おしく思える視点や気分が得られましたら幸いです。
さて、ゲーテは言いました。
「人は、気高くあれ、優しくあれ、情け深くあれ
それだけが人間を、他の一切とを区別する。」
というのも、、彼の時代においては、、、(続きは講座で)