自然を描く筆としての数学 第3回

新講座

江本 伸悟講師

自然を描く筆としての数学 第3回 について

この講座は終了しました。

自然を描く筆としての数学

月が巡り、水が流れ、風が駆ける。
私たちの棲まうこの世界には、羅列しきれないほどに多様な「現象=運動」が満ちている。
しかしこうした多種多様な「運動」を「変化の相」から眺めたときに、そこに運動の個別性を超えた大きな「普遍法則」が姿を現す。
普遍を通じて多様を知り、不変を通じて変化を知る。物理学者はこうした反転の眼差しによってこの世界を眺めている。この度の講座では特に「普遍を通じて多様を知る」という姿勢を学び、その姿勢をもって、生命に満ちた多様性へと想いを寄せることにしたい。

予約受付終了

自然を描く筆としての数学 第3回 講座情報

講座名
自然を描く筆としての数学 第3回新講座
講師
江本 伸悟講師物理学者
日時
2012年12月9日(日)
17:00-19:00
場所
駒場数学ハウス
参加費
3500円
※本講座を初めて受講される方は、¥2,500でご受講出来ます。
定員
定員未定

『自然を描く筆としての数学』について

何かを描こうとするとき、僕らがその対象に向ける眼差しは自然と深まります。物理学というのは「描く」ことを通じて、この大自然に対する眼差しを深めていく行為に他なりません。この世界には、こうした「描きの眼差し」に対してのみ姿を現すような、誠に奥ゆかしい美しさが偏在しています。この講座では「自然を描く筆としての数学」を学ぶことで、僕らが生きるこの世界の表情を新たな線と色とで彩っていきます。物理・数学について前提知識は無用、初学者や文系の方のための講座です。