音語り 音語り 〜ヴィオラ奏者 村上淳一郎さんをお迎えして vol.4〜

定期講座

本郷 幸子講師

音語り 音語り 〜ヴィオラ奏者 村上淳一郎さんをお迎えして vol.4〜 について

この講座は終了しました。

音語り

NOTH.JPにて、広く一般の方々に音楽に親しんで、深めていただこうと始まった「音語り」。毎回違うテーマに添って、お話を交えながら、講座は進みます。

世界的に活躍されているヴィオラ奏者 村上淳一郎さんをゲストにお招きする音楽寺子屋は、今年で4回目。村上さんの美しく深い音色や、本質をついた言葉に魅了されるファンが毎年増えていくほどの大人気の企画です。今回のテーマは「捧げる」。モーツァルト、そして没後60年を迎えるエルンスト・ブロッホをとりあげます。非常に熱心なユダヤ教徒であったブロッホは、彼の作品を神様に捧げるものとして生涯作り続けました。バッハもキリスト教徒としてそうであったように。今回は、そのブロッホが聖書のなかの光景や信仰告白をテーマにした「ヘブライ組曲」も演奏します。

今年は、スペシャルゲストとしてヴァイオリン奏者 澤菜穂子さん、ヴィオラ奏者 加藤大輔さんをお迎えしました。そこに未来を担う若き演奏家もたくさん加わり、聞きにいらした皆さまと共に、音楽とは何ぞや、生きるとは何ぞやと、問いかけ、わいわい楽しみ、音楽を味わい尽くす熱き5日間。8月7-10日まで、そのリハーサルも公開します。

(詳細は、https://nothjp.wordpress.com )

予約受付終了

音語り 音語り 〜ヴィオラ奏者 村上淳一郎さんをお迎えして vol.4〜 講座情報

講座名
音語り 音語り 〜ヴィオラ奏者 村上淳一郎さんをお迎えして vol.4〜定期講座
講師
本郷 幸子講師ヴァイオリニスト
日時
2019年8月11日(日)
19:00-21:00
18:40 開場 19:00 開演
場所
日暮里 コンサートサロン
荒川区東日暮里5-50-5ホテルラングウッド内4階

http://www.sunny-move.com/sunny/

JR・京成 「日暮里駅」より徒歩5分
参加費
一般 4000円
大学生 3000円
高校生以下 2500円
定員
1名
【曲目】
・モーツァルト(1756-1791)
魔笛(ヴィオラ四重奏版)
ケーゲルシュタット・トリオ

・ブロッホ(1880-1959)
弦楽四重奏のためのプレリュード
山にて
prayer
ヘブライ組曲

※曲目は都合により変更になる場合がございます
【出演】
・村上 淳一郎(ヴィオラ)
‘77年生まれ。桐朋学園大学卒業。ヴィオラを店村眞積、室内楽を山崎伸子、ゴールドベルク山根美代子、原田幸一郎、の各氏に師事。サイトウキネンフェスティヴァル、宮崎音楽祭、木曽音楽祭、大垣音楽祭、倉敷音楽祭、湯布院音楽祭、小布施音楽祭、等に出演。東京シティフィルハーモニー、大阪フィルハーモニー、仙台フィルハーモニー、等で客演首席奏者を務める。2004より文化庁新進芸術家海外派遣員としてイタリア、フィレンツェに留学。ケルビーニ音楽院でヴィオラをアウグスト,ヴィスマーラ氏に師事。大垣音楽祭最優秀新人賞、東京室内楽コンクール第1位、2005年、トリエステ国際コンクール第1位(イタリア,トリエステ) 当時のイタリア大統領チャンピ氏より金メダルを授与される他、イタリア全土、ヨーロッパ各地で計60回のコンサートを提供される。2008年、ヴィットリオ,グイ国際コンクール第1位(イタリア,フィレンツェ)、現在、ドイツのケルンWDR交響楽団ソロヴィオリスト。ゲヴァントハウス管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、バンベルク交響楽団、等でゲスト首席奏者として出演している他、ソリスト、室内楽奏者として、ヨーロッパ各地で活動。在独。



・澤菜穂子(ヴァイオリン)
桐朋女子高等学校音楽科及び桐朋学園大学音楽学部卒業。英国王立音楽院より奨学金を得て大学院課程を首席で修了。在学中soloistsメンバーとして院内外の演奏会に出演。さらにパリ・エコール・ノルマル音楽院コンサーティスト・コースにて研鑽を積む。
全日本学生音楽コンクール1位。霧島国際音楽祭にて特別奨励賞受賞。フォーヴァルファンデーション・ストラディヴァリウスコンクール4位。シュポア国際ヴァイオリン・コンクール特別奨励賞。英国王立音楽院よりRAM-Diploma賞、併せて特別賞を授与される。
これまでにN響団友オーケストラ、バーデンバーデン・フィルハーモニーオーケストラ他と共演。
15歳でノルトライン・ウエストファーレン州音楽庁の招待を受けドイツ各地で演奏。ケルンフィルハーモニーホールでのユーゲント・ムズィツィールド・コンクール・ガラ・コンサートにゲスト出演の模様は地元ドイツTV局でも放映された。
その後もプロヴァンス音楽祭ではイヴリー・ギトリスの計らいで彼自身のリサイタルにてソロ演奏を披露する機会を得るなど、カールフレッシュ・ミュージックフェスティバル、パブロカザルス音楽祭、他多数招聘されている。
'07年 公式デビューリサイタルを王子ホールにて開催。'08年にはロンドンでのリサイタルなど、国内外(ドイツ、フランス、オーストリア、オランダ、イギリス)の様々なコンサートに出演。
'08,'10年、地域創造主催・公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業に参加。以後全国各地のアウトリーチ活動を継続している。
オクタヴィアレコードより CD『Passione』をリリース。
これまで大谷康子、梅津南美子、水野佐知香、鷲見建彰、原田幸一郎、宗倫匡、モーリス・ハッソン、ジェラ-ル・プーレの各氏に師事。桐朋学園子供のための音楽教室講師。



・加藤大輔(ヴィオラ)
2004年洗足学園音楽 大学を首席で卒業。
優秀賞 を受賞。在学中には秋山和慶指揮、 洗足学園管弦楽団と共演。第21回 宝塚ベガ音楽コンクール 入選。第74回読売新人演奏会に出演。パシ フィック・ミュージック・ フェスティバル 、アフィニス 夏の音楽祭に参加。ヴィオラを加藤晃、武生直子、岡田伸夫の各氏に師事。室内楽を木越洋、岡田伸夫の両氏に師事。群馬交響楽団ヴィオラ奏者を経て現在、東京フィルハーモニー交響楽団副首席ヴィオラ奏者。



●本郷幸子 (ヴァイオリン)

東京藝術大学、ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学を卒業。指揮者、作曲家のレナード・バーンスタインにより創設された 国際教育音楽祭 Pacific Music Festital(PMF)、ドイツ シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭オーケストラアカデミー生に選抜され、リッカルド・ムーティ、クリストフ・エッシェンバッハをはじめとする多くの指揮者の薫陶を受ける。ドイツ ヘッセン州立ヴィースバーデン歌劇場オーケストラにて、3年半勤務。2010年にドイツより帰国後は、横浜シンフォニエッタ(シーズンメンバー)はじめ、様々なオーケストラ、室内楽アンサンブルにおいて精力的に演奏活動をする。また寺子屋 NOTH.JPでは、講座「音語り」を定期的に企画。近年は、医師、華道家、物理学者などとコラボレーションを多く試み、学び場の可能性を多く試みている。能楽師 安田登師の寺子屋に出演。上野学園大学ヴァイオリン科非常勤講師として後進の指導にも力を注ぐ。4スタンス身体理論 レッシュトレーナー。


・上川 佳連(ピアノ / モーツァルト)

・須田 陽(ピアノ/ ブロッホ)

・土屋優喜(ヴァイオリン)

・清水 ちひろ(ヴァイオリン)

・落合なづき(ヴィオラ)

・後藤俊太郎(ヴィオラ)

・粒来 琳(チェロ )

・加藤 歩(チェロ)

『音語り』について

音楽は予備知識がなくても楽しめてしまうのが魅力でもありますが、この講座では、文字通り「音と語り」で、その世界をより深めていきます。間近で聞く生の音色はひとあじ違います!どうぞお楽しみください。

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音楽は音の織物。

その完成品を味わうだけでなく、その糸がどう紡がれたのかを紐解いて、共に学び、発見し、深める場をつくれたらという思いで、音語りを始めました。「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに」という井上ひさしさんの言葉を胸に。音楽の世界の新しい扉が開かれ、より親しみを持っていただけたら幸いです。

※この講座は、演奏だけではなく、毎回違うテーマに沿って様々なお話を入れながら進みますので、通常の演奏会とは異なります。その点をご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。